講演・研修のご依頼について。支援される側の実感を話す理由
このたび、講演・研修のご依頼窓口を用意しました。詳細は記事の最後に載せています。
企業・学校・行政・福祉などの場で、メンタルヘルス、休職・復職、支援する側とされる側のコミュニケーションについて、当事者としてお話ししていきたいと考えています。
メンタル疾患は、なってみないと分からないほど、何もできなくなることがあります。
たとえば、休職中に傷病手当金の書類を記入するときのことです。当時は頭が回っておらず、書類を読んでも理解すること自体が難しい状態でした。
そのとき、相手の方が付箋をたくさん貼って、「ここを書いて、次はここです」と順番に説明してくれました。小学生でも理解できるくらいの言葉にして、噛み砕いてくれたことが、本当に助かりました。
一方で、毎月、上司から調子を聞かれる電話もありました。電話の日が近づくと体調が悪くなり、終わってからやっと休めるような感覚でした。
連絡をしてくれること自体が悪い、という話ではありません。ただ、しんどい状態にある人にとっては、普段なら何でもない手続きや電話が、大きな負担になることがあります。
制度や正しい知識はもちろん大切です。でも、それだけでは伝わりにくい「支援される側の実感」もあります。
僕は医師や心理士ではないので、診断や治療についてお話しする立場ではありません。その代わり、休職や復職、支援を受ける側として何が起きるのかを、自分の経験として具体的にお話しできます。
当事者の声が大事だと思っています。
講演・研修では、無理に元気づけることではなく、実際には何が負担になり、どういう関わりが助けになるのかを、一緒に考える時間にしたいです。
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